1848年のこの日、江戸時代後期の代表的読本作者・曲亭馬琴が82歳で死去した。ほぼ原稿料だけで生計を立てた日本初の著述家とされる。1842年に刊行された代表作の『南総里見八犬伝』は28年をかけて執筆。その間に失明するも、息子の妻に口述筆記させて完成させた。

1848年のこの日、江戸時代後期の代表的読本作者・曲亭馬琴が82歳で死去した。ほぼ原稿料だけで生計を立てた日本初の著述家とされる。1842年に刊行された代表作の『南総里見八犬伝』は28年をかけて執筆。その間に失明するも、息子の妻に口述筆記させて完成させた。