7月22日は「下駄の日」。日本の伝統的なはきもの「下駄」のよさを見直してもらおうと全国木製はきもの業組合連合会が制定した。日付の由来は、下駄の寸法には七寸七分というように「7」の数字がよく使われること、雪道を下駄で歩くとその跡が漢字の「二二(22)」に見えることから。
日本では、弥生時代から既に下駄の使用が見られ、当時は稲作の作業中に泥に足をとられて沈まないように田下駄を履いたのではないかと言われる。近現代においては、江戸時代以降に下駄の使用が一般化し、昭和30年代頃まで庶民の日常の履物として用いられた。