4月8日は「忠犬ハチ公の日」。東京都渋谷駅の待ち合わせ場所として有名な、忠犬ハチ公の銅像が1934(昭和9)年のこの日に建てられたことにちなみ、忠犬ハチ公銅像及び秋田犬群像維持会が制定した。ハチの命日は3月8日だが、現在はこの日に慰霊祭が行われている。
ハチは、東京帝国大学農学部教授・上野英三郎博士が飼っていた秋田犬。ある日大学に出向いた博士は脳溢血で倒れて急死したが、ハチは生前一緒に歩いていた渋谷駅の前で毎日待ち続けた。主人に忠実なハチの姿が人びとの心を打ち、銅像が建てられ、映画化もされた。