7月26日の午後7時05分~8時30分に、東京都の隅田川河川敷沿いで「平成26年(第37回)隅田川花火大会」が開催される(荒天の場合は、翌7月27日に順延)。隅田川花火大会の特徴は打ち上げ数の多さで、2万発の花火が打ち上げられ、毎年100万人にも上る来客数を記録することでも知られている。
隅田川花火大会の歴史は享保18年(1733年)にまで遡る。前年に起こった全国的な飢饉と、江戸で流行したコレラによる多くの犠牲者を弔うため、幕府(8代将軍吉宗)が慰霊と悪病退散を祈り、隅田川で水神祭を行ったのがきっかけ。この時に両国で余興として打ち上げられた花火が起源であり、昭和53年から現在の名称となった。
