1925年4月18日、フランスのパリに国際アマチュア無線連合(IARU)が創設されたことを記念して、この日は「世界アマチュア無線の日(WARD:World Amateur Radio Day)」とされる。世界150の国や地域が加盟するIARUは世界中のアマチュア無線コミュニティを保護することを目的とし、この日はアマチュア無線の素晴らしさを世界にアピールする日として定められた。
事業や金銭のためではなく、主に趣味として個人が行うアマチュア無線は科学技術への関心が高まる1970年代にブームになり、とりわけ日本は1980年代には世界最大のアマチュア無線人口を有した。しかし、1995年以降は減少傾向をたどり、135万局あったアマチュア局は携帯電話やインターネットの普及などによって、2009年には47万局にまでその数を減らしている。
