1947年(昭和22年)4月17日、国民の雇用機会の安定を目的とする「職業紹介所」が職業安定法に基いて「公職職業安定所」と名称を改定し、発足した。これにちなんでこの日は「ハローワークの日」「職安記念日」と呼ばれている。「ハローワーク」の名称は「職業安定所」という名称の暗いイメージを変えるために1989年に公募によって選ばれ、現在ではこの略称が浸透している。
職業紹介や失業保険などを無料で提供するハローワークは都市から地方の市町村まで全国約660ヶ所に設置されており、各地のハローワークは地域名に応じて名称が異なる。例えば、東京都渋谷区の「渋谷公共職業安定所」は「ハローワーク渋谷」という。ちなみに、全てではないが多くのハローワークの電話番号の下四桁は「8609(ハローワーク)」になっている。
