1877年(明治10年)4月12日、「東京開成学校」と「東京医学校」を合併して「東京大学」が開設され、これは日本で初めて設立された近代的な大学でもあった。開設当初は、法学部・理学部・文学部・医学部の4学部が設けられ、1886年に「東京帝国大学」、戦後の1947年に「東京大学」に改称されて現在の名称になる。
東京大学の象徴の一つ「赤門」は、加賀藩13代藩主前田斉泰が、徳川11代将軍家斉の娘溶姫を正室に迎えた際に建立された御守殿門で、国指定重要文化財にもなっている。ちなみに、東京大学本郷キャンパスの中央食堂では「赤門ラーメン」という赤門の朱色をイメージして作られたピリ辛ラーメンのメニューがあり、誰でも食べることができる。
