7月16日は「虹の日」。「七(7)色(16)」の語呂合わせと、梅雨明けのこの時期に大きな虹がよく見られることから、デザイナーの山内康弘が制定した。
日本では虹は7色とされるが、西洋科学を受容する江戸末期以前に虹を7色と記した資料はない。虹を7色としたのはニュートンで、それ以前は3色や5色とすることが多かった。ニュートンが7色としたのは7が神聖な数字であり、音階の「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」も7で、音楽と自然現象の関連性を見出そうとする意図があった。世界でも虹の色の数は文化や言語の違いによって、6色、3色、2色など様々である。