12月7日は「クリスマスツリーの日」。1886(明治19)年のこの日、横浜の明治屋で外国人船員のために日本初のクリスマスツリーが飾られたことに由来する。
クリスマスツリーの起源は、一説には8世紀頃のドイツに遡ると言われる。ドイツ地方の信仰では、ヨーロッパの厳しい冬にも葉を落とさない常緑樹は「永遠の命の象徴」として尊ばれ、花やローソクなどの飾りをつけると樹に宿る小人が力を与えてくれると信じられていたという。やがてもみの木が家庭の中にも飾られ、ローソクの代わりにイルミネーションが飾られるようになった。