1994年(平成6年)8月28日、第1回気象予報士国家試験が実施された。この時は2777人が受験して合格者は500人、合格率は18%であったが、これまでの累計では5万2595人が受験し8843人が合格。トータルの合格率は5.8%、という狭き門となっている。
試験の内容は、地球の自転や雲の発生過程、気象業務法の知識などを問う「学科試験」と、実際に過去の気象データの資料を見ながら予測を答えてゆく「実技試験」がある。2012年の10月の合格発表では、最年少記録となる甲斐友貴さんが12歳で資格を合格したことで話題になった。
