5月18日は「ことばの日」。制定元などははっきりしていないが、「こ(5)とば(18)」の語呂合せから定着している。日本語には「漢字」「ひらがな」「カタカナ」の表記があるが、ひらがなやカタカナが使われるようになったのは奈良時代の終わりから平安時代の初め。それまで使用していた中国から伝わった漢字を崩したものが「ひらがな」で、形の一部をとったのが「カタカナ」。
「あ・い・う・え・お」は「安・以・宇・衣・於」、「か・き・く・け・こ」は「加・幾・久・計・己」、といった漢字を字源とする。また、諸説あるがカタカナも「カ」は「加」の左側、「ク」は「久」の左側、「コ」は「己」の上部、といったように漢字の形をもとに作られている。
